車を手放すと後悔してしまう人とは?手放して節約できる金額を検証!

I regret giving up my car 未分類

車はあったほうが便利ですが、維持費がかかるので手放したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

ただ車を手放した後に後悔をしてしまうかもしれないという不安から、車を手放すのを躊躇してしまう方も多くいらっしゃいます。

 

本記事では、車を手放すと後悔してしまう人をはじめ、手放すことで節約ができる具体的な金額まで検証をしていきます。

 

結論から申し上げますと、

後悔する人は以下のような人です。

  • 安く売ってしまった人
  • 自分好みにカスタムした車両を手放した人
  • お金をかけた競技車両を手放した人
  • 旧車を手放した人
  • 仕事に使っていた軽貨物者を手放した人
  • 買い物が大変になった人
  • 移動が大変になった人
  • 愛車の写真を撮影していなかった人

 

また、車を手放すことで節約できる金額は以下の検証結果が出ました。

  • 軽自動車:「約25,000円 / 月間維持費」「約290,000円 / 年間維持費」
  • コンパクトカー:「約27,000円 / 月間維持費」「約335,000円 / 年間維持費」
  • ミニバン:「約30,000円 / 月間維持費」「約367,000円 / 年間維持費」
  • SUV:「約28,000円 / 月間維持費」「約336,000円 / 年間維持費」

※お住まいの環境や走行される距離は千差万別ですので、実際は上表の金額よりも多くお金が必要になると考えるべき。

詳しくは本文で解説しています。

車を手放してしまう4つの要因とは

車を手放す理由は人それぞれですが、最も大きな要因は経済的な問題でしょう。

維持費を支払うのが難しいため、車を手放してしまう方が多いかと思います。

 

経済的な問題も含めて以下の4つにまとめることができます。

  • 生活環境の変化
  • 車に対する不満
  • 他の車への目移り
  • 経済的な問題

生活環境の変化

生活環境の変化も車を手放すことになる大きな要因の一つとされています。

年齢を重ねると、職場の転勤、結婚、出産など、今までの生活環境がガラッと変わるような出来事が起こります。

 

地方から都心部へ転勤する場合は、駐車場料金が非常に高額になってしまうため、車を手放すケースが非常に多いです。

一方、結婚や出産にる生活環境の変化に関しては、車を使用する用途が変わるため、車の乗り換えを検討されることが多い傾向にあります。

家族でレジャー用途に使用したりする場面が増えるので、コンパクトカーからミニバンやSUVなどの大きな車に乗り換えるのが一般的です。

車に対する不満

日常、車を使っていて「もっとこうだったらいいのに」という不満が蓄積されていき、次第に「もう手放す」という決断に至ることもあるようです。

見た目が気に入って購入した車であっても普段使いをする上で燃費が悪かったり、故障が多かったり、乗り心地が悪かったりと、どんどん不満が蓄積されていくようです。

新型車への目移り

たとえ新車で購入した車であっても、車は年々、日進月歩で高性能で新しいデザインの車へと進化していき、毎年新しい車が発売されていきます。

こうした最新型の車と比べて見劣りを感じてしまい、新しい車に乗り換えるということは多々あることでしょう。

経済的な問題

軽自動車を一台を維持するだけでも、税金、保険、車検費用、ガソリン代、駐車場費用などなど、トータルで年間30万円近い費用がかかります。

そのため車を維持をしていくのが難しく、泣く泣く手放すこともあるでしょう。

 

維持費の削減して節約する名目で車を手放す場合、一番多いのが車検が切れるタイミングや、自動車税の増税が始まる前に車を手放すことが多いです。

2年に一度の車検といえど、車検費用は家計に大きな痛手となりますよね。

 

日本では車の年式が古くなればなるほど増税されるため、車のリセールバリューも考えて、新車購入であっても10年以内に車を手放すことが一般的になっています。

車を手放して後悔する人

車を手放してしまえば、これまでの車の維持費を丸々節約することができるのでメリットが大きいようにも見えます。

しかし実際は、車を手放した後に後悔する人が後を絶ちません。

維持費は節約できるものの、車を手放してしまったがゆえに不便さを感じることも多々あるようです。

車の使用用途が明確にある場合は、車を手放してしまうと後悔することが多いです。

 

車を手放して後悔をした人の具体的事例を見ていき、本当に車を手放すべきかどうか判断材料にしていきましょう。

車を安く売ってしまった人

車の査定額は買取業者によって異なります。

もっと高く買取してくれる業者があったことに気が付かなかった。と車を手放した後に後悔してしまうことも多々あります。

急いで車を売りたい時に足元を見られやすく、安く買い叩かれてしまうことがあるので注意が必要です。

お金をかけてカスタムした車両を手放した人

車をカスタムするほどの車へ愛着がある場合、車を手放した後に後悔してしまうことがあります。

自分好みにカスタムをした車両は一度売ってしまうと同じものは2度と手に入りません。

 

また同じ車を購入し直して1からまたカスタムをするのには、多額のお金がかかるため車を手放した後に後悔しやすいようです。

「やっぱり手放さなければよかった」と後で後悔をしないように、本当に手放すべきかどうか再度検討しなおすことをお勧めいたします。

旧車を手放した人

クラシックカーやネオクラシックカーと呼ばれるいわゆる「旧車」は濃いファンが多いため、車の売却価値が下がりづらい特徴があります。

特に90年代の日本車(スポーツカー)に関しては、アメリカの25年ルールの影響で日本から海外へ輸出されており、国内に残存する個体数が減っています。

そのため市場価値が急激に高騰しています。

 

数年前に50万円程度で購入できた車でも、今では400万円以上なんていうこともザラにあります。

 

一時の気の迷いで車を手放した後に、後から買い直そうと思っても価格が高騰してもう買えない。

なんてことにもなりかねません。

人気の旧車を手放すことを考えている方は、今一度立ち止まって考え直した方がいいかもしれません。

仕事に使っていた軽貨物車を手放した人

荷物をたくさん乗せることができるため、仕事用の軽貨物車をマイカーとして使用する方もいます。

マイカーならではの「安心感」や「運転しやすさ」を思い出して、車を手放した後に後悔することも珍しくありません。

買い物が大変になった人

いざ車を手放してみて、日常の買い物が大変になったと感じる人も多いようです。

車は日常の移動手段としてだけではなく、重い荷物を乗せて運搬したりもできるため非常に便利な乗り物です。

 

自転車だけでは重い荷物や大きな荷物を運ぶことは難しいです。

買い物の荷物が多ければ多いほど、車を手放したことへの後悔が出てくるでしょう。

移動が大変になった人

もし万が一、怪我をしたり病気などですぐに病院へ行かなければいけない時に、車がなくては移動が困難になります。

 

車を所有していれば、いつでも車に乗って移動をすることができますが、車を手放してしまうとそうはいきません。

割高なタクシーや、待ち時間の長いバスや電車で移動をしなければいけません。

バスや電車に関しては駅にいくまでも大変です。

 

車を所有することは維持費がかかるものの、もしもの時に「安心感」や「利便性の良さ」を感じられるため、車を手放した後に後悔する人が多いようです。

愛車の写真を撮影していなかった人

いつでも好きな時に、好きな場所へ、好きなだけ連れて行ってくれる車に愛着を感じている人も多いでしょう。

そんな愛車を手放す前に、写真を撮影していなかったことで後悔する人もいるようです。

 

車を手放した後は、新しいオーナーが誰になったのかも分かりませんし、車がその後どこへ行ったのか、スクラップにされたのかも分かりません。

街中で元愛車とすれ違うこともまずないでしょう。

 

車を手放した後に後悔しないためにも、大事な愛車との思い出として写真を撮っておくことは大切なようです。

車を手放して後悔しない人

車を手放して後悔する人がいる一方で、手放したことに後悔をしない、むしろ手放して良かったとすら感じる人もいます。

もしあなたが以下の4つの条件に当てはまっているのであれば、車を手放しても後悔はしないでしょう。

月に数回しか乗らないのでカーシェアで十分な人

車を維持し続けるかどうかを判断する基準として、「車の使用頻度と維持費の対比」を考えることは重要です。

月に数回しか乗らないのに、わざわざ高額な維持費を支払って車を維持するのはデメリットの方が多いでしょう。

 

月に数回しか乗らないのであれば、車を手放してカーシェアでも十分かもしれません。

毎月880円ほどの会費を支払う必要があるものの、乗りたいときに乗った分だけの費用を支払うだけで済みます。

1時間で880円ほどで利用できるので、月に数回しか乗らないのであればカーシェアの方がメリットがあります。

 

今ではカーシェアが街のあちこちで普及していますので、車を手放しても不便さを感じないため後悔はしないでしょう。

車が古く維持費が高騰していた人

年式が古くなればなるほど維持費が増えていくことが一般的です。

日本では年式が古くなることで増税されていきますし、年式が古くなることで故障リスクが高まります。

 

乗る乗らないに関わらず維持費を考えると、使用頻度が低く、古い車は早めに手放した方がメリットが大きいです。

早め手放すことで走行距離も短く、高年式の状態で売ることができるので、より高値で売却しやすくなります。

生活環境と車の性能が合っていない人

日常のちょっとした移動、買い物などの短距離しか使用しないのであれば、低燃費なコンパクトカーがベストです。

少しの距離しか乗らないのに、高額な維持費がかかる大排気量の車を所有するしている場合は、車を手放して良かったと感じることもあります。

 

生活環境に適した車に乗り換えることができれば、車を手放したことにメリットがあるため後悔しないでしょう。

無理して車を所有していた人

都心に住んでいる場合、車の維持費は非常に高額になります。

車の維持費を捻出するのが厳しい経済状況にも関わらず、「車がないと絶対不便!」と思い込んで無理をして車を維持し続けている場合があります。

 

実際に車を手放してみると、意外と不便を感じずむしろ手放したことでお金に余裕ができて良かったと感じる人もいます。

固定概念に縛られて車を無理に維持している場合は、車を手放しても後悔はしないようです。

車を手放すとどれくらい節約ができるか検証

車を手放すことで、車の維持費をそのまま節約することができます。

車種ごとに年間と月間で、どれほどの維持費が必要になるのか検証をしてみました。

車名 スズキ ワゴンR
FX 2WD
マツダ MAZDA2
XD、FF
日産 セレナ
ハイウェイスター(GFC27)2WD)
トヨタ C-HR
G 2WD
ボディタイプ コンパクトカー ミニバン SUV
ガソリン代 ¥196,428 ¥209,722 ¥285,000 ¥198,837
税金 ¥19,800 ¥103,500 ¥118,500 ¥118,500
任意保険 ¥70,320 ¥82,710 ¥79,320 ¥81,900
車検法定費用目安 ¥26,340 ¥44,550 ¥52,750 ¥44,550
車検点検料金 ¥33,550 ¥35,750 ¥36,850 ¥35,750
駐車場代目安 ¥360,000 ¥360,000 ¥360,000 ¥360,000
メンテナンス費目安
(オイル交換など)
¥169,500 ¥169,500 ¥169,500 ¥169,500
3年合計 ¥875,938 ¥1,005,732 ¥1,101,920 ¥1,009,037
年間目安 ¥291,979 ¥335,244 ¥367,307 ¥336,346
月々目安 ¥24,332 ¥27,937 ¥30,609 ¥28,029

・年間走行距離10,000㎞、レギュラーガソリン171円/L、ハイオク182円/L、軽油151円/Lとして計算。
・計算に使用した燃費消費率は新車時のカタログ燃費であり、グレード・駆動方式・車両重量などにより異なる。
・燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値。使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なる。
・自動車税、軽自動車税は2022年4月1日以降に購入したとして計算。
・自動車保険は35歳以上、14等級、全車車両保険価格以外は同条件にて見積もり。
・車検点検料はガリバーの車検サービスを利用した場合の目安費用。保安基準不適合箇所やその他不具合箇所等交換作業工賃や部品代は含まれておりません。
・駐車場代は月々10,000円として計算。
・洗車を1ヶ月に1回2,000円、オイル交換を6ヶ月に1回5,000円、バッテリー交換を2年に1回20,000円、タイヤ交換を4年に1回50,000円で行ったとして計算。
・上記はあくまで参考値となります。詳しくは車販売店でお見積もりの際にご確認ください。
引用元:ガリバー

上記の表をまとめると以下の通りです。

  • 軽自動車:「約25,000円 / 月間維持費」「約290,000円 / 年間維持費」
  • コンパクトカー:「約27,000円 / 月間維持費」「約335,000円 / 年間維持費」
  • ミニバン:「約30,000円 / 月間維持費」「約367,000円 / 年間維持費」
  • SUV:「約28,000円 / 月間維持費」「約336,000円 / 年間維持費」

軽自動車であっても毎月の維持費で25,000円もかかります。ミニバンに至っては毎月30,000円の維持費が必要になるようです。

お住まいの環境や走行される距離は千差万別ですので、実際は上表の金額よりも多くお金が必要になると考えるべきです。

 

生活利便性があまり落ちない、月に数回程度しか乗らないという場合であれば、車を手放してカーシェアに変更しても後悔はしないと思われます。

車を手放すなら車両状態に合う売却方法を選ぼう

もし車を手放すのであればできるだけ高く売却したいですよね。

高く売却ができれば車を手放しても後悔しづらいものです。

ここでは少しでも車を高く売却するために、車の状態に合わせた売却方法2種類を紹介します。

車の状態が良いなら車買取

車の状態の良いなら車買取がオススメです。

車種、色、状態にもよりますが高値で売れる可能性があります。

 

買取業車に高値で売れやすい車は以下の通りです。

  • 走行距離が50,000km未満の車
  • 新車から5年落ち以内の車
  • 修復歴なしの車
  • 人気車種(アルファード、ランドクルーザー、ハリアーなどなど)
  • 人気のボディー色(白、黒)
  • 純正オプションが揃っている車
  • 限定車

上記の条件に合う車は高く売れる可能性が非常に高いです。

 

車買取には大きく分けて3つありますが、それぞれで特徴も買取相場も違います。

ご自身の目的に合わせて車の売却方法を選ぶと良いでしょう。

 

【下取り】

特徴)ディーラーで新車を購入する前提で車を売却する。下取り金額は新車代金に充当されて相殺される。

メリット)車買取に伴う面倒な売却手続きなど省略することができる。車の乗り換えが1店舗で完結するのでスムーズに乗り換えができる。

デメリット)純粋に車を評価して査定額を算出するわけではないので、車買取よりも安くなることが一般的。

 

【車買取】

特徴)買取をした車は再販される。純粋に車の価値を評価して買取をする。

メリット)純粋に車の価値を評価するので高く売れやすい。売却ルートが多岐に渡るためディーラーよりも高く売れやすい。

デメリット)買取業車によって査定額に大きなブレ幅がある買い叩かれる可能性もあるので複数のお店で査定してもらうことが重要。

 

【個人売買】

特徴)買取店などを一切挟まずにダイレクトにユーザー売買を行う。

メリット)仲介業者を挟まないことで手数料や仲介料が一切かからない。最も高く売れる方法。

デメリット)売買に伴うすべての事務手続きを自分で行う必要がある。売買成立後もトラブルが生じるリスクがある

車の状態が悪いなら廃車買取

車の状態が悪い場合は廃車買取がオススメです。

車買取の場合は、買取をした車を再販するのが前提であるため、状態が悪い車は買取をすることが難しいのが現状です。

買取業者によっては、処分費用を別途請求されることも、、、。

 

ところが廃車買取であれば、一見再販不可能な車であっても、無料で引き取りをしてくれるだけでなく数万円で買取をしてくれることもあります。

廃車買取に向いている車の状態は以下の通りです。

  • 走行距離が15万km以上
  • エンジンがかからない
  • 事故による不動車
  • 水没車
  • 新車登録から20年以上経過した車
  • 車体に凹みや傷が多い車

廃車買取では、解体をして部品として売るか、スクラップにして金属資源として再販する目的であるため、状態が悪い車であっても買取値がつく可能性があるのです。

車の状態によっては、まだまだ海外で現役で走れる車もあるため、スクラップはされずにそのまま海外へ輸出して売却されることもあります。

こうしたニーズがあることから、廃車買取なら十分に買取値がつく可能性があるのです。

高く売るために重要な2つのこと

できるだけ車を高く買取してもらうために、査定前にしておくべき2つのことがあります。

車を清掃して綺麗にしておく

大前提、車を綺麗にしたからといって査定額がアップすることはありません。

 

ですが、車が汚いだけで査定額が下がることがあります。

ご自身が査定する側になって考えてみても、汚い車に高い査定をつけたいとは思いませんよね。

 

洗車で車を綺麗にして見た目を良くしておくことに加えて、車内の掃除もしっかり行っておきましょう。

車内に匂いやシミがあったり、ゴミが散乱していたり、トランクに荷物が置きっぱなしになっていたり、こうしたものはすべてマイナス査定になる可能性があります。

 

車内の匂いやシミに関しては、車内清掃の専門業者に依頼をしないと取り除くのは難しいです。

こうした点を踏まえて、常日頃から車を綺麗に使うように心がけておきましょう。

高く売れるタイミングを狙う

車を高く売るためには、車を手放すタイミングも意識した方が良いです。

新生活が始まり、生活環境が入れ替わる3月のタイミングは、もっとも中古車が流通しやすいため、企業は3月に向けて在庫を持ちたいと考えます。

そのため記号が在庫お確保しておきたい1月〜2月のタイミングがもっとも高く売れる可能性があります。

 

中古車買取店の決算月である9月も高く車が売れるタイミングの一つです。

9月決算に合わせて在庫を確保したいと考える中古車買取店が多いので、7〜8月がもっとも高く売れるタイミングであると言えましょう。

まとめ

車を手放した後に後悔をする人は、車に明確な使用用途を持っているにも関わらず、勢いで売却してしまった人に多いです。

車を手放すことに迷っている場合はまだ乗り続けるのが正解でしょう。

 

車を手放すことで維持費を節約することはできますが、手放した後に後悔をしても車は戻って来ません。

ご自身の生活環境や生活状況を鑑みて、車を手放してカーシェアを利用するか、それとも車を維持し続けるべきかを今一度考えてから決断されることをオススメします。

 

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