「円安」「ドル高・ユーロ高」の今、車の買取相場には一体どのような影響があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
きっと円安の今、車を売るべきなのかどうか迷われている方も多いでしょう。
本記事を書いている2023年11月時点では、1ドル=150円と円安が大幅に進んでいます。
本記事では、円安が中古車買取に与える影響をはじめとして、円安の時に車を売るべきかどうかも併せて解説をしていきます。
結論から申し上げますと、
円安の時は中古車買取金額も高騰しやすいため、車を高く売るチャンスといえます。
詳しい内容は本文で解説していきます。
円安が中古車買取に与える影響
「円安」「ドル高・ユーロ高」の状況下では、円に対してドル・ユーロの価値が高くなります。
つまり「円安」「ドル高・ユーロ高」になってしまうと、ドル・ユーロ通貨で取引をする海外の中古車バイヤーにとっては、円で取引されている日本国内の中古車を購入することは割安感があるわけです。
ドルで取引をする海外バイヤーは、為替レートだけで以下のような恩恵があります。
例)10,000ドルを日本円に換算する場合
・「1ドル=100円」で取引されていた2020年12月:「100×10,000=100万円」
・「1ドル=150円」で取引されている2023年11月:「150×10,000=150万円」
つまり、同じ10,000ドルを日本円に換算する場合でも、円安効果で50万円もお金が増えるというわけです。
上記の恩恵があることから、海外の中古車バイヤーによって日本国内の中古車が海外に輸出されることが活発になっていきます。
輸出が活発になることで、日本国内の中古車の数が減り、その分中古車価格が高騰していきます。
円安の時は車を高く買取してもらえる
円安の時に車を売るのが良い理由は、中古車の買取相場が高騰し、車を高く買取してもらえるからです。
海外の中古車バイヤーによって、日本国内の中古車が輸出されていきますので、中古車の数が少なくなっていきます。
需要よりも供給できる中古車が少なくなることで、中古車買取の相場も高騰していきます。
円安は車を高く売る絶好のチャンスと言えましょう。
車を買うなら円高の時が良い
逆に、車を買う際は円高の方が良いでしょう。
「円高」「ドル安・ユーロ安」の場合は、ドル・ユーロに対して円の価値が高くなります。
円高になると海外の中古車バイヤーからの輸出が減るため、日本国内の中古車が増えていきます。
中古車が市場に増えることにより需要よりも供給が大きくなるため、中古車の価格が安くなります。
もし車を購入される場合は、円高のタイミングを狙いましょう。
円安で車を高く売るなら車買取
「円安」「ドル高・ユーロ高」の際は、車を高く売るチャンスです。
しかしながら、売却方法によって買取価格に差が出てしまいます。
車の買取は大きく分けて「買取」「下取り」の2種類があります。
新車を購入する際に利用するディーラーに、乗り換えで車を下取りに出すこともあります。
しかし、ディーラーへの売却や下取りは、中古車として純粋な評価をしたものではないので安く買取されてしまうのです。
ディーラーは、新車を売ることに力を入れているため、中古車買取に関しては力を入れていません。
車の買取と中古車販売に力を入れているため、ディーラーにはない独自の販路を持っています。
買取店によっては、海外販売ルートを持っている業者もいるため、車を高く買取してくれるのです。
車を高く売るのであれば、車買取がおすすめです。
まとめ
円安の時は車を高く売るチャンスです。
もし円安の今、車を売ることに迷われている方は買取店に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。
あなたの思っている金額以上に、高く買取をしてくれるかもしれません。
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