車買取で現金手渡しができる業者とは?大きなデメリットも解説

Car purchase cash delivery 未分類

車買取では、指定の銀行口座へ買取金額を後日現金振込をするのが一般的です。

しかし中には、その場の現金手渡しで車買取をしてくれる業者もいます。

 

本記事では、車買取を現金手渡しで対応してくれる業者を紹介いたします。

また、多くの買取業者が現金手渡しに対応していない理由も併せて解説していきます。

 

現金手渡しをしてくれる業者一覧

以下の買取業者であれば、現金手渡しで車買取の実績があるようです。

 

大手買取業社

  1. カーネクスト(※一部店舗に限り)
  2. カーセブン(※一部店舗に限り)
  3. ラビット(※一部店舗に限り)
  4. アップル(※一部店舗に限り)

 

中小規模の買取業社

  1. 西武中古車買取センター:関東中心
  2. ソッキン王:全国対応
  3. ケイ・ドリーム:関東のみ、軽自動車専門
  4. E車屋NET:名古屋のみ
  5. JAC:関西のみ
  6. オレンジグループ:新潟、静岡、山形のみ

上記の他にも、車一括査定を利用すれば現金手渡しができる業者を探すことができます。

車買取業者に1社ずつ問い合わせをして探すのは大変です。

しかし車一括査定なら、複数の買取業者にまとめて査定を出せるため、高額査定を業者を選びやすく数少ない現金手渡しができる業者を探し出すことも簡単にできます。

 

車買取の現金手渡しで発生するデメリット

信頼できる大手買取業社がいない

冒頭でもお伝えしましたとおり、車買取では指定の銀行口座へ買取金額を後日銀行振込をするのが一般的です。

そのため、大手買取店は基本的に現金手渡しの車買取はしていません。

それには大きく分けて2つのリスクがあるからです。

 

1つ目のリスクは、実店舗にまとまった現金を置いておくことへのリスクがあること。

大手買取店の場合はお客さんも多いため、1日に何件か買取があることでしょう。

高級車の買取があった場合は、一台買取をするだけで数百万円の現金が動くことになります。

 

大手車買取店が現金手渡しで車買取を可能にする場合、店舗ごとに数百万円〜数千万円は最低保管しておかなければいけません。

実店舗にこれだけの大きな金額を置いておくのは非常にリスキーですよね。

こうした金銭的リスクを避けるために、現金手渡しでの車買取に対応していない大手買取業社が多いのです。

 

2つ目リスクは、返金依頼をしなければいけなくなるからです。

現金手渡しの買取では、査定完了から現金を手渡すまでの時間が非常に短いため、万が一査定ミスがあった際に返金依頼をしなければいけなくなります。

一度現金を手渡ししたにも関わらず、「返金依頼」をするのは大手企業としては忍びないですよね。

 

こうしたリスクを抱えていることから、現金手渡しでの車買取は受け付けないようにしているようです。

査定額が安くなってしまう

現金手渡しに対応している車買取業社は非常に少ないこともあり、現金手渡しで車買取をしてくれるのは中小規模の買取業社がほとんどです。

中小規模の買取業社は大手とは違い、資金に限界があります。

 

そのため、現金手渡しを希望する査定の場合は、足元を見られて買い叩かれる可能性があります。

少しでも高く売りたいのであれば、現金手渡しは避けて銀行振込に変更するのが賢明な判断でしょう。

後で返金を要求される可能性あり

その場で現金を手渡しして買取するとなると、十分な査定をすることができず、後日一部返金を求められる可能性もあります。

買取業社によりますが、後のトラブルを防止するために「買取契約完了後には減額はしない」と定めている場合もあります。

車買取の契約書に上記文言の記載がないかを必ず確認してから車を買取してもらいましょう。

中には悪徳業者もいる

個人で経営をしている車買取店の中には、盗難車や盗難パーツを販売している悪徳業者がいる可能性があります。

実際に車を売却した買取業社の裏の顔が、盗難車を海外輸出して儲けている悪徳業者だったという話もあるくらいです。

 

上記のデメリットもあることから、できるだけ車買取を現金手渡ししてもらう行為は避けた方が良いと筆者は考えます。

査定額を現金手渡しされるのも、銀行口座に振り込まれるのも、時間にそこまで大きな大差はありません。

 

現金手渡しを避けることで、高額査定をしてくれる信頼できる買取業社の選択肢も増えます。

よほどの急ぎでなければ、現金手渡しの車買取を避けた方が良いのは間違いないでしょう。

 

現金手渡しをしてもらうために準備しておくこと

とはいえ、どうしても直ぐに現金が必要な方もいらっしゃるかと思います。

そうした方は以下の準備を実践しておきましょう。

 

車買取で現金を手渡ししてもらうためには以下の3つの準備が欠かせません。

必要書類の準備

車の買取時には以下の書類が必須になります。

  • 車検証
  • 委任状/譲渡証明書
  • 自動車納税証明書
  • 実印/印鑑登録証明書
  • 自賠責保険
  • 自動車リサイクル券

上記の必要書類の中で、

譲渡証明書や印鑑登録証明書はダウンロードや発行手続きが必要になりますので、すぐには用意ができません。

車買取を現金手渡しにしたい場合は直ぐに買取が完了させられるように。あらかじめ上記の必要書類を準備しておく必要があります。

備品を整理しておく

スムーズに正確な査定をしてもらうために、査定に必要な備品は整理して準備をしておきましょう。

例えば純正オプションなどの純正パーツなどがない場合、査定額を大幅に減額されてしまう可能性もあります。

 

査定評価に必要な備品がない場合、余分に査定時間が必要になってしまいます。

査定額の現金化が遅れないように、以下の備品を準備しておくことをオススメいたします。

  • 点検整備記録簿(整備手帳・メンテナンスノート)
  • 保証書
  • 取り外した純正オプション
  • スペアキー

最低限のメンテナンスをしておく

査定額をアップさせる方法の一つに「車を綺麗にしておく」という方法があります。

車買取をする業者の立場になってみればわかりますが、これから査定をする車が著しく汚れていたり、臭かったりしたらどうでしょうか。

高額査定をつけようとは思いませんよね。

 

できるだけ高く車買取をしてもらいたい。

でも現金は手渡しでお願いしたい。

こうした希望があれば、査定前に車をメンテナンスして綺麗にしておきましょう。

 

現金手渡し買取をしてもらう際の注意点

売却する車の買取相場を把握しておく

買取相場をある程度把握していなければ、買取業者の言い値に従うしかなくなってしまいます。

現金手渡しでの車買取では、業者が足元を見て安い査定額を提示してくることが多々あります。

買取相場を把握していれば、査定額に対して交渉を行うこともできます。

相場を無視した査定額に踊らされないように、ご自身でもある程度の買取相場を把握しておきましょう。

見積もり金額を確認しておく

提示された査定見積額に減額がないかを確認する必要があります。

もし査定で減額されている場合、何か対応できることで減額が無くなることがあるかもしれません。

 

減額されていることに気づかずに車を売却してしまわないように、提示された見積額はしっかり確認するようにしましょう。

スピードよりもしっかり査定をしてもらうことを優先させる

現金化したい気持ちが強ければ強いほど、査定の正確性よりも査定スピードが気になってしまいます。

正しく評価がされて、相場にあった正しい査定額で売却することが何よりも大切なはずです。

査定スピードを意識しすぎて盲目になり、買取業社に買い叩かれることがないように注意しましょう。

まとめ

車買取を現金手渡しで対応してくれる業者を一部紹介しました。

ただ大前提、現金手渡しの車買取にはリスクがあるのでなるべく避けたほうがいいです。

現金手渡しでの買取を希望されている方は、急いで叩き売りをしてしまわないように、一旦冷静になって考えてみましょう。

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